天理 夏の大会出場辞退

[ 2011年6月23日 09:07 ]

記者会見する天理高校野球部の森川芳夫監督

 奈良県の天理高校は23日、野球部の3年生部員が2年生部員を殴ってけがを負わせる暴力行為があったとして、第93回全国高校野球選手権奈良大会の出場を辞退すると発表した。同日付で、県高野連に辞退届を提出した。

 同校野球部は春の選抜高校野球大会に21回、夏の全国高校野球選手権大会は25回出場し、春夏で計3度優勝。今春の選抜は2回戦で敗退。今春の近畿大会で優勝し、夏は3年連続26度目の甲子園を目指していた。

 今夏の選手権大会をめぐっては、仙台育英高校(仙台市)の野球部員7人が建造物侵入容疑で書類送検され、滋賀県立北大津高校(大津市)でも部員が道交法違反の疑いで逮捕されたが、日本高校野球連盟は両校の地方大会出場を許可している。

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2011年6月23日のニュース