内川が交流戦MVP受賞 24日はダルと対決

[ 2011年6月23日 06:00 ]

交流戦のMVPに選ばれ、Vサインで賞金ボードを持つソフトバンクの内川

 交流戦MVPを受賞したソフトバンクの内川はヤフードーム内で会見。賞金200万円を獲得して「去年まで交流戦にMVPがあることさえ知らなかった」と目を白黒させて喜びを表現した。

 優勝チームから選出されるMVP。打率・326、20打点、4本塁打と全打撃部門で上位の成績を残したことが認められての受賞に「1打席目でいい結果を残せば後の打席を有利に運べる」と内川。初回に打点を挙げた8試合は7勝1分けと高勝率で、先制攻撃でチームの勝率1位に大きく貢献した。

 横浜時代の08年に右打者歴代最高打率・378で首位打者を獲得した内川にとって、移籍後の初タイトル。これまで10年間は優勝とは無縁だっただけに「今回はチームの優勝があったから選んでもらった」と首位に立ったチームから選ばれる賞を素直に喜んだ。

 リーグ戦再開の相手はいきなり2位の日本ハムとの首位攻防戦。24日の初戦はダルビッシュの先発が濃厚だが「全部、打とうとしても無理。球種、コースを決めて打席に入る。相手が凄ければ、凄いほど気持ちは入る」と最強右腕攻略に早くも意欲を見せていた。

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2011年6月23日のニュース