帝京の148キロ腕・伊藤「米国打線打ち取る」

[ 2011年6月16日 06:00 ]

 19日に東京都府中市の内海・島岡ボールパークで行われる日米親善高校野球東京大会に出場する東京都選抜は15日、都内のグラウンドでメンバー25人が集まり米国選抜戦に向けて初練習を行った。今秋ドラフト候補の帝京・伊藤拓郎投手(3年)は、高校では初となる国際試合に向けて真っ向勝負を宣言した。

 将来の大リーグ入りを目指すMAX148キロ右腕の伊藤が、米国選抜戦へ堂々の決意表明だ。「直球がどれくらい通用するか楽しみ。いろいろ試して米国打線を打ち取りたい」。この日は、日大三・吉永、足立学園・吉本と今秋のドラフト候補トリオが並んでブルペン入り。その中でも今センバツ4強の吉永からはスライダーの握りを聞かれるなど、存在感は際立っていた。東京都選抜の監督を務める日大三の小倉全由監督は「どこで誰をどう使うのか悩むところ」と話すほどの豪華投手陣だが、伊藤は「どこで使われてもいけるように準備しておきます」と意気込んでいた。

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2011年6月16日のニュース