マートン ダルにお返し「マイド、オオキニ」V打

[ 2011年6月16日 06:00 ]

<神・日>7回裏(神)2死一、二塁、マートンは右前に勝ち越し適時打

交流戦 阪神2-1日本ハム

(6月15日 甲子園)
 ダルビッシュに開幕戦以来の黒星をつけたのは、昨季プロ野球記録の214安打を放った阪神・マートンのバットだった。1―1の7回2死一、二塁で右前へ決勝適時打。お立ち台では甲子園の大歓声を浴び「マイド、マイド、オオキニ」と応えた。

 1日の対戦(札幌ドーム)では4打数無安打に抑えられ「クレメンス(元ヤンキース)以上」と脱帽した。しかし、そこは元メジャーリーガー。ダルビッシュの無失点記録を止めた3回も、先頭で中堅左に安打を放つと、中堅・糸井が捕り損ねる間に一気に二塁へ。「ああいう投手が相手なので、仕掛けていこうと」。これが2死三塁からの暴投に結びついた。好調の日本ハムに2連勝し、最大11あった借金は7に。3位・巨人に0・5ゲーム差の4位に浮上した真弓監督も「やっと勢いが付いてきた」と興奮気味だった。

 ▼阪神・平野(3回無死二塁で犠打。史上31人目の通算200犠打)それだけしかいないんだ。うれしいです。陰の存在だが、人が嫌がる仕事をしていきたい。

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2011年6月16日のニュース