まさかの逆転に冷静さ失う原監督「総括なんてできない」

[ 2011年6月15日 23:00 ]

9回、ロッテに逆転を許し沈む巨人ベンチ。中央奥は原監督

交流戦 巨人2-3ロッテ

(6月15日 東京ドーム)
 試合後の会見場に現れた巨人の原監督は完全に冷静さを失っていた。総括を、と振られると、顔はみるみる真っ赤に変わり「総括なんてできない。(質問は)3問!」とテーブルをたたいた。まさかの逆転負けだった。

 2―1の9回、失策絡みで無死一、三塁の大ピンチを招いたが、岡田を一ゴロで一―遊―捕と転送し執念の併殺に仕留める。勝利まであと1死。次の瞬間、アルバラデホが伏兵の伊志嶺に逆転2ランを浴びた。3連敗で借金は2008年以来の6に膨らんだ。アルバラデホは2夜連続の救援失敗だが、3失点の投手陣は責められない。ラミレスの2本のソロに終わった打線の深刻さは何も変わらない。

続きを表示

2011年6月15日のニュース