また記録!ハム 球団13年ぶり3連続1点差勝利

[ 2011年6月12日 06:00 ]

<日・横>試合後、梨田監督(左)とハイタッチする武田久

交流戦 日本ハム3―2横浜

(6月11日 札幌D)
 最少得点差で十分だ。ホフパワーの8号ソロで勝ち越した8回。日本ハムが11年版「勝利の方程式」で当然のように逃げ切った。

 まずは新セットアッパー増井だ。スレッジを二ゴロに片付けると、4番・村田は152キロ直球で追い込み、1ボール2ストライクからスライダーで空振り三振。「スライダーがいいコースに決まってくれた。幅が広がると思う」。直球&フォークから脱却する投球でリーグ2位タイの11ホールド目。新人時の先発から突然の配置転換も「自然と気持ちが入る」とすっかりさまになってきた。

 最終回はもちろん武田久だ。先頭の金城に遊撃内野安打を許し「新戦力」の中村にフルカウントまで粘られたが、遊ゴロに。続く1死二塁のピンチも後続を外角直球で追い込み凡打に仕留めた。

 「きつかったけど粘れたと思う」。両リーグ断トツの15セーブ目を淡々と振り返ると「今このポジションを任されているから誰にも渡したくない」。今季は52回連続無失点や5試合連続無失点勝利など、チーム投手陣は神がかりの数字を残している。ダルビッシュも凄いが、防御率0・42の絶対守護神がいればこそだ。

 チームは今季3度目の5連勝で30勝に到達。3試合連続の1点差勝ちは13年ぶり。「増井、久は計算できるからね。でも勝った気はしないけど…」。梨田監督、少しぜいたく過ぎませんか?

 ≪1点差は交流戦6勝1敗≫日本ハムは8日中日戦から3試合連続1点差勝利。チームでは98年6月20日ロッテ戦、21日ロッテ戦、23日ダイエー戦で3―2、11―10、7―6と記録して以来13年ぶりだ。今季の日本ハムはパ相手の1点差試合には3勝4敗だが、交流戦は6勝1敗と一転強さを発揮。この日15セーブ目を挙げた武田久は1点差試合に7度登板し、SSS○SSSの1勝6セーブ。今季唯一の失点は5月20日巨人戦の3点リード時で、1点リードの場面ではここまで失点がない。

 ▼日本ハム・吉井投手コーチ(1点差勝ちを支える中継ぎ陣について)久(武田)は安心して見ていられる。増井はまだセットアッパーは素人なので、どうなるんだろうと楽しみな気持ち。

 ▼日本ハム・ホフパワー(23試合64打席ぶりの決勝8号ソロに)長かった。シーズンはいい時悪い時があるけど、これがきっかけになってくれれば。

 ▼日本ハム・ケッペル(29歳の誕生日に7回2失点で6勝目)直球が良くてゴロを多く取れた。ゼロに抑えてくれたブルペンに感謝したい。

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