マリナーズも注目!川崎工科・青柳 横手で切符つかむ

[ 2011年6月12日 06:00 ]

川崎工科のプロ注目サイド右腕・青柳

神奈川大会組み合わせ抽選

 神奈川大会第3シードの川崎工科は、プロ注目の青柳晃洋(3年)を擁して初の甲子園を狙う。1年夏からベンチ入りし、1年秋からエースナンバーを背負う青柳の右横手から繰り出す直球は最速138キロ。これに切れがあるスライダー、2種類のシンカーなど多彩な変化球を操る。

 マリナーズ・山本泰日本担当スカウトは「まだ体格ができてないけど、素材的には悪くない。伸びる余地はある」と今後の成長に大きな期待を寄せた。

 横浜・生麦中では今センバツ優勝の東海大相模で背番号11ながら決勝でも先発した左腕、長田の控え投手。大舞台で登板した長田を「尊敬している」としながら「相模を倒して甲子園に行きたい」とライバルの活躍を刺激に変えた。右打者の内角に食い込むクセ球に加えて、今春新たにカットボールを習得。投球の幅が広がったことで自信も深めた。今夏は第3シードからのスタート。「チームの目標は4強だけど僕はもっと上に行きたい」。未完の大器は本気で甲子園を狙っている。

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2011年6月12日のニュース