広島、10連敗でストップ!野村監督「待望だね」

[ 2011年6月9日 21:17 ]

連敗を10で止め、タッチを交わす広島ナイン

交流戦 広島5-1西武

(6月9日 西武D)
 広島が連敗を10で止めた。2回に石原の適時打で先制。4回に2点を加え、6回には松山のプロ初本塁打でリードを広げた。バリントンはスライダーが切れ、7回1失点で5勝目。

 広島の勝利が決まった瞬間、真っ赤に染まった右翼席はお祭り騒ぎとなった。5月25日から続いていた連敗をついに10でストップ。球界を代表する好投手・西武の涌井を打ち崩しての快勝に野村監督は「待望だね。ようやくトンネルを抜けた」としみじみと喜びを口にした。

 連敗の始まりとなる完封での敗戦を喫した涌井を攻略した。2回に石原の中前適時打で先制、4回にも石原が2打席連続の左前適時打。さらに東出が中前にはじき返し3―0。6回には松山のプロ初本塁打となる2ランで加点し、因縁の相手をマウンドから引きずり降ろした。松山の一発はチームにとって5月22日以来の本塁打となり、5得点以上は5月14日以来。好調だった春先のような勝ち方を見せた。

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2011年6月9日のニュース