午前7時から午後6時まで 小笠原 ストイック過ぎる練習の成果

[ 2011年6月9日 07:36 ]

<ソ・巨>3回、先制の中前打を放つ小笠原

交流戦 巨人3-7ソフトバンク

(6月8日 ヤフーD)
 巨人の小笠原が復帰戦で1号本塁打を含む今季2度目の猛打賞を記録した。

 5月13日の広島戦(マツダ)で死球を受けた。全治1カ月ともいわれたが、2軍での姿は壮絶だった。全体練習開始から1時間以上早い午前7時すぎにジャイアンツ球場に到着。帰りの車に乗り込むのが夜6時近くになることもあった。リハビリとは別に打撃練習の時間も確保するためだ。

 通算2000安打は達成したが、今季は開幕から打率1割台が続いた。飛ばない統一球の影響で力みが生まれ、フォームが崩れていた。リハビリと同時進行で改善に着手。復帰初戦で期待に応えたのは、そのストイック過ぎる練習の成果だ。岡崎ヘッドコーチも「いい状態で来ている」と目を細めた。

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2011年6月9日のニュース