ダル3試合連続完封!44回無失点で8勝目!

[ 2011年6月8日 20:29 ]

7回中日2死二塁、森野を空振り三振に仕留め雄たけびを上げる日本ハム・ダルビッシュ

交流戦 日本ハム1-0中日

(6月8日 札幌D)
 日本ハムのダルビッシュが3安打無四球で、3試合連続、今季4度目の完封でリーグトップの8勝目を挙げた。これで、5月10日の楽天戦から続けていた、連続イニング無失点は44となり、前回登板で並んでいた54年の東映フライヤーズ時代に米川泰夫がマークした球団記録の35回無失点を大幅に更新した。

 44回連続無失点は、パ・リーグでは杉浦忠(南海)が1959年に記録した54回2/3連続無失点に次ぐ歴代2位の記録。また、3試合連続完封はパ・リーグタイ記録で昨年の金子千尋(オリックス)以来で、リーグ8人目。プロ野球記録は藤本英雄(巨人)が、1リーグ時代の1943年に記録した6試合連続。

 試合後、ダルビッシュは「ここまでうまく行くと怖いくらいです」と語りながらも、「0点に抑えていれば負けることはない」と自信に満ちた表情で話した。

 ダルビッシュが投げる時には、なぜかよく打つ中田がこの日も援護。7回無死一塁から、左越えに二塁打を放ち決勝点を奪った。「打席に入る前に、稲葉さんが『この回行くぞ』と言っていたので気合が入った」と中田。4番に座って、本拠地・札幌ドームでの初打点にも嬉しそうだった。日本ハムは3連勝。

 中日打線は10三振で、チェンを援護できなかった。

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2011年6月8日のニュース