若干ですが混雑解消 阪神 甲子園駅を改良へ 

[ 2011年6月8日 16:20 ]

 阪神電鉄は8日、甲子園駅(兵庫県西宮市)の改良工事を今年秋から実施すると発表した。甲子園球場の最寄り駅で、混雑解消とバリアフリー化が目的。完成は2017年春の予定。

 阪神電鉄によると、高架上のホームを四つから三つに減らす一方、通行をスムーズにするため、最大5・6メートルのホーム幅を9メートルに広げ、改札からの通路も1本増やし計4本にする。

 さらにエレベーターや多機能トイレを新たに設け、白球と高校球児のユニホームをイメージした白いドーム状の屋根でホームの中央部を覆う。

 甲子園駅は平均で1日約5万人が、プロ野球開催時は約10万人が利用する。改良工事で現在は約50分続いている試合終了後の駅の混雑が、40分程度に短縮される見込み。同社は「甲子園球場の玄関口にふさわしい駅にしたい」としている。

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