考え変えた指揮官 松井「出ないよりは100倍いい」

[ 2011年6月8日 11:02 ]

オリオールズ戦の5回、三振に倒れ顔をしかめるアスレチックス・松井

アスレチックス0―4オリオールズ

(6月7日 ボルティモア)
 アスレチックスの松井は、今季初めて7番で出場した。打撃不振で打順が下がったが、本人は3試合ぶりの先発を喜び「出ないよりは100倍いい。出ないとプレーできないんだから」と意気込んで試合に臨んだ。

 結果は出なかった。二回2死二塁では投ゴロに倒れ、先頭で登場の五回には空振り三振に仕留められた。七回は三ゴロで、九回は次打者席でチームの零敗を見届けた。

 前日までは下位打線で起用することに消極的だったゲレン監督は、考えを改め「より気楽に打てるだろう」と説明した。相手先発が左腕の試合では1カ月以上、松井の名を先発メンバーに記していない指揮官は「例外なく振れている打者を使う」とも口にし、復調を求めた。(共同)

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2011年6月8日のニュース