内海7勝目!巨人 連勝で勝率5割復帰

[ 2011年6月4日 18:15 ]

1回、先制本塁打を放ちナインに迎えられる巨人・坂本(右)

交流戦 巨人2-0楽天

(6月4日 東京ドーム)
 巨人が勝率5割に復帰した。1回に坂本の先頭打者本塁打で先制。2回以降は苦しんだが、7回に古城の適時二塁打で追加点を奪った。内海は低めへの制球力が光り、7回無失点で7勝目。楽天は川井を援護できずに最下位に転落した。
【試合速報】

 巨人は4日、東京ドームで楽天と対戦。巨人はハーラー単独トップの6勝を挙げている内海が先発。昨季から続く巨人戦4連敗中の楽天は川井が先発。楽天は、不振に苦しんでいた鉄平を今季初めて1番で起用。

 初回、楽天は鉄平の中前打を足場に2死一、三塁の好機を築くも無得点。

 その裏、巨人は先頭打者の坂本が左翼へ先制の8号ソロ本塁打を放った。さらに1死後、長野が右翼へ三塁打を放つがここは後続が絶たれ、この回1点止まり。坂本は「変化球を巧くとらえることができました。チームに勢いをつけられたかもしれませんが厳しい試合が続いているので、このあとも気を引き締めて臨みたいです」と語った。

 内海は、毎回のように走者背負う展開も、要所を締めた投球で7回まで5安打無失点。川井も、6回まで3安打1失点の力投を続けた。

 楽天は7回から川井に代えて青山を投入。阿部が安打と犠打でニ進し、1死二塁となったところで有銘がマウンドへ。2死後、古城にライト前タイムリー二塁打を打たれた。しかし、4番手・美馬は内海の代打・谷を抑えスチーアウト。古城は「あまり覚えてないけど気持ち良かった。打率が体重を超えたのがうれしい」と喜びを表した。

 8回、巨人は代打を送られた内海に代わり山口が登板。9回にはアルバラデホが投げ、完封リレーで締めた。

 内海は5連勝でハーラートップの7勝目。「今日は我慢比べだな、絶対に負けないと思って投げた」と話し「できすぎで怖い」と笑顔だった。

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