杉内 松坂に並んだ!歴代5位45度目の2ケタK

[ 2011年6月4日 17:06 ]

8回を無失点で3勝目を挙げたソフトバンク・杉内

交流戦 ソフトバンク2―0阪神

(6月4日 甲子園)
 ソフトバンクの杉内が能見との投げ合いを制し、8回2安打無失点の力投で今季3勝目。11個の三振を奪い、日本歴代5位の松坂(現レッドソックス)に並ぶ通算45度目の2桁奪三振を記録した。

 完封した5月21日の対戦とは攻め方を変えた。前回は左打者に直球を多用したが、この日はチェンジアップを多めに投げてタイミングを外し、11奪三振の決め球も全て変化球だった。

 試合前から「絶対に接戦になると思っていた。覚悟を決めてマウンドに上がった」と明かした通り、8回までスコアボードに0が並ぶ投手戦。7回には2死から自らの暴投などで満塁のピンチを迎えたが、能見を空振り三振に斬った。その力投に打線も応え、9回に小久保の中前適時打で均衡を破り、多村も適時二塁打で続いた。「仲間を信じていた」と笑顔で振り返ったエースは、ヒーローインタビューで「最高にうれしい」を連発していた。

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2011年6月4日のニュース