福島県相双地区選手権が開幕!7校が参加

[ 2011年6月4日 06:00 ]

開幕した春季相双地区高校野球選手権大会でプレーする浪江高の選手

 高校野球の福島県相双地区選手権が3日、開幕した。当初予定していた同地区内の会場は、東京電力の福島第1原発事故で警戒区域に入っているため、開催自体も危ぶまれていたが、場所を伊達市に移し、7校が参加して行われた。

 初戦で相馬東を6―3で下した双葉は、甲子園に過去3度出場した強豪だが、事故の影響で30人いた部員の転校が相次ぎ、現在16人。岩田智久主将(3年)は「転校は仕方ない。きょうの試合で出た課題を修正し、夏に備えたい」と話した。

 また、転校が相次ぐなどして部員が減少した3校による「相双連合チーム」は出場を見合わせた。夏の甲子園の福島県大会は、予定通り7月13日に開幕することも決まっている。

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2011年6月4日のニュース