ロッテ 拙攻目立つも守備力光る

[ 2011年5月30日 22:55 ]

8回巨人無死、坂本の飛球を好捕するロッテの左翼手伊志嶺
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交流戦 ロッテ2―2巨人

(5月30日 QVCマリン)
 打線の拙攻が目立ったロッテだが、守備力は光った。伊志嶺、清田ら外野陣の好捕が目立ち、さらに内野陣の判断力も光った。

 2―2の9回の守り。無死一、三塁で内野陣は前進守備を敷き、矢野の打球は遊撃手・高口の正面を突いた。高口は三塁走者が動いていないのを一瞬で確認し、二塁に送球して併殺を完成させた。高口は「(投手の)投球動作と一緒に、三塁走者がスタートを切る動作を取っていなかったのが見えていた」と胸を張っていた。

 ▽西村監督(好調の井口が勝負を避けられ、3四球)「そのあとの打者が調子を取り戻してくれれば、そういうこともなくなる」

 ▽伊志嶺(4度出塁し、2盗塁)「何とかつないでいく気持ちだった。塁に出て、かき回すことができた」

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2011年5月30日のニュース