痛い中止 グライ連投意欲も…

[ 2011年5月30日 06:00 ]

<ロ・巨>3回、降雨のためゲームが中断しグラウンドの様子をうかがう原監督(左)

交流戦 巨人(降雨中止)ロッテ 

(5月29日 QVC)
 文字通り、雨に水を差された。巨人は前夜、内海が今季35試合目でチーム初完投となる完封をマーク。勢いに乗って交流戦2度目の連勝を狙ったロッテ戦(QVCマリン)だった。

 2回に阿部の右翼線二塁打を足がかりに先制点を挙げたが、1―0の3回途中に雨が激しくなり、28分間の中断の末に中止が決まった。原監督は「決定は致し方ない。審判が決めたことを励行するのが巨人のスタイル」と振り返ったが、2回無失点で35球を投じたグライシンガーは「調子はまずまずだった。最初から雨が降っていたから仕方ないけど、中止は残念だね」と嘆いた。

 先発陣の層が薄い台所事情でグライシンガーの登板試合が雨で流れたのは痛い。「きょうは長いブルペンだと思えばいい。身体的にも精神的にも準備はできている」と30日のロッテ戦(QVCマリン)の連投へ意欲を口にしたが、右肘に不安を抱えており登板回避するとみられる。

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2011年5月30日のニュース