ヤクルトが2位転落…今季初の2桁失点に小川監督「我慢」

[ 2011年5月29日 18:06 ]

9回、西武に大量リードを許し、厳しい表情で試合を見詰めるヤクルト・小川監督(右)

交流戦 ヤクルト1-10西武

(5月29日 西武D)
 ヤクルトは今季初の2桁失点の大敗で、4月23日以来の2位に転落した。打線も先頭打者が出塁したのはわずか1度で1得点に終わった。2失策と粗さも目立ち、小川監督は「何もないよ、きょうは」とさばさばした口調で話した。

 宮出を今季初めて3番で起用するなど打線を組み替えたが、流れを変えることにつながらない。交流戦は2勝7敗1分けとなり、5月も黒星が一つ先行した。小川監督は「我慢をしないと。毎回同じコメントしか言いようがない」と弱り切った表情だった。

 ▽増渕(3回4失点で3敗目)「球が高くなって、打たれるべくして打たれた。申し訳ない」

 ▽小野寺(ヤクルト移籍後初登板は古巣に1回1失点)「声援をもらい、逆に力んでしまった。直球にこだわりすぎた」

 ▽ヤクルト・荒木チーフ兼投手コーチ(計6四球の投手陣に)「慎重に、という心理は分かるが、もっと攻める気持ちを持ってもらわないと」

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2011年5月29日のニュース