西岡 51日ぶりの実戦でさっそくマルチ

[ 2011年5月29日 06:00 ]

レッドソックスとの練習試合の1回、中前打を放つツインズ・西岡

 ツインズ・西岡が28日(日本時間同日深夜)、フロリダ州リーカウンティでのレッドソックスとの練習試合に「1番・遊撃」で出場した。

 1打席目で、相手右腕の直球を中前へ運ぶと、3回1死満塁では二塁への内野安打で打点も挙げた。3打席目は遊ゴロに倒れた。

 「実戦的な動きを取り入れることができているので、いい状態で上がってきていると思う。良くなってきている」

 左すねの腓(ひ)骨を骨折した4月7日のヤンキース戦以来、51日ぶりの実戦。27日の精密検査で異常なしの診断も受けて臨んだ。「実戦と練習とは違うので無理をして悪化するのは良くない」。走塁面では全力疾走を控えたが、安打を重ねて存在感を見せつけた。

 ロン・ガーデンハイアー監督は「10試合、40~50打席」をメジャー復帰までのノルマに掲げる。目標となるのは6月9日(同10日)レンジャーズ戦からの本拠地10連戦。地区最下位に沈むチームの起爆剤としても西岡は期待されている。(奥田秀樹通信員)

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2011年5月29日のニュース