福留 お待たせ今季1号「ソリアーノからすごいって言われた」

[ 2011年5月27日 08:45 ]

メッツ戦の8回、今季初本塁打を放ち、二塁を回るカブス・福留

カブス9―3メッツ

 カブスの福留孝介外野手は26日、シカゴでのメッツ戦に「1番・右翼」で出場し、今季初本塁打を含む4打数3安打1打点だった。内容は三ゴロ、二塁内野安打、四球、二塁内野安打、右越え本塁打で打率は3割1分9厘。カブスが9―3で勝った。

 3回と6回に内野安打を放ち、今季11度目の複数安打を記録。8回は「とりあえず1本出て、気が楽になるということはある。(最後は)もう1本と思いながら打席に入っていた」という。「大きいのを無理に狙ってるわけじゃない」とイズリンハウゼンの速い変化球をコンパクトなスイングではじき返し、ライナー性の強い打球を右翼席中段へ。強い逆風を突いて飛び出した一打に「ファウルにならずに、うまく(体が)回って打てた。(同僚の)ソリアーノからすごいって言われた」と笑みを浮かべた。

 3回には悪送球で今季初失策を記録したが「俺の?」と鼻で笑った福留。ミスを引きずらない精神力が生んだ今季1号だった。(共同)

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2011年5月27日のニュース