Kスタ球宴開催へ前進…宮城高野連が要望受け入れ

[ 2011年5月27日 06:00 ]

 宮城県高校野球連盟は26日、仙台市内で常任理事会を開き、7月24日にKスタ宮城でオールスター第3戦を開催したいとする日本野球機構(NPB)の要望を受け入れる方針をまとめた。

 31日の臨時理事会で承認される見通しで、正式決定すれば東日本大震災の復興支援を目的とした被災地での球宴が実現する。仙台での開催は07年第2戦以来4年ぶりとなる。

 NPBでは復興支援の一環として球宴の開催球場を東京ドームからKスタ宮城へ変更する方針を固め、関係各所と調整を進めていた。第3戦を行いたいとした7月24日のKスタ宮城では夏の宮城大会決勝が行われる予定だったため、NPBから要請を受けた宮城県高野連は大会期間を延ばした上で、24日にKスタ宮城を使用しない日程案を作成した。

 また、当初は24日に第3戦を行う予定だったQVCマリンも23日の第2戦に変更されることから、千葉大会準々決勝と日程が重複する。このため千葉県高野連も「日程を調整して対応することになる」と話した。

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2011年5月27日のニュース