イチロー「あそこはいびつな形 その割には、という感じです」

[ 2011年5月25日 12:17 ]

ツインズ戦の7回1死一塁、カシーヤのフェンスを直撃した打球を捕球後、送球するマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローは24日、ミネアポリスでのツインズ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数無安打だった。内容は二ゴロ、中飛、投ゴロ、中飛で打率は2割8分6厘。4試合ぶりの無安打だった。チームは2―4で敗れた。

 マリナーズのイチローが巧みなプレーで走者を欺いた。同点の七回1死一塁、ツインズのカシーヤが右翼フェンス直撃の安打を放った場面だ。捕球体勢に入ると見せ掛けたことで、一塁走者リベラが一、二塁間で止まる。その後、慌ててスタートを切ったが、もう少しで本塁打という打球にもかかわらず、一、三塁と傷口は最小限に。

 昨年開場のターゲット・フィールドには右ポールからバックスクリーンまで高いフェンスがそびえる。ここで打球が跳ね返ることを想定したプレーだが、イチローは「あそこ(右翼上部)はいびつな形。その割には(イメージ通り)という感じです」。理想ではもう少しだけ、振り向くタイミングを遅らせたかったようだ。(共同)

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