元中日エース入団会見「全盛期とは雲泥の差だと思うが」

[ 2011年5月24日 16:58 ]

四国アイランドリーグplusの三重に入団が決まり、壁矢慶一郎代表(左)と握手する元中日の野口茂樹投手

 野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの三重に入団が決まった元中日のエース、野口茂樹投手(37)が24日、津市内で記者会見を行い「投げられるチャンスをいただいた。精いっぱい自分のできることをしたい」と晴れやかな表情で話した。

 プロ野球では実働14年間で81勝79敗。中日と巨人でプレーし、中日時代の1999年には19勝を挙げ、セ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝き、最優秀防御率のタイトルを2度獲得した。

 野口は「納得できるところまでやって、辞めたいと思っていた。一番に声を掛けていただいたので(入団を)決めた。全盛期とは雲泥の差だと思うが、2年間のブランクがあって、投げないことには前に進めないと思った」と心境を口にした。

 三重の壁矢慶一郎代表は「中日ドラゴンズのエースが来てくれた。観客動員も増えると思う」と期待を寄せた。

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