巨人 育成枠の福元淳史と山本和作を支配下選手登録

[ 2011年5月24日 06:00 ]

支配下登録された福元(右)と山本。左は清武球団代表

 巨人は23日、育成選手の福元淳史内野手(27)と山本和作内野手(24)を支配下選手登録した。ともに再契約金1000万円、年俸440万円。背番号は福元が58、山本が91となった。

 東京・大手町の球団事務所で会見を行った2人は、東京ドームに移動し原監督にあいさつ。福元が「“しっかり準備してくれと”声をかけられました。素直にうれしいし、身が引き締まる思い」と話すと、山本も「諦めないでよかった。活躍して恩返ししたい」と抱負を語った。チームの育成選手の支配下登録は10人目。小笠原、高橋由、亀井ら野手に故障車が相次いでいる中で、清武英利球団代表(60)は「今回は緊急昇格。何としても上げてくれと言う2軍からの要請があった。10人はひとつの節目だけど通過点に過ぎない」と話した。巨人の支配下登録選手は68人となった。

 ◆福元 淳史(ふくもと・あつし)1983年(昭58)8月24日、千葉県茂原市生まれの27歳。市船橋から中大に進学。卒業後は野球から離れたが、07年1月にNOMOベースボールクラブに入団して再開。08年育成ドラフト4位で入団。2軍通算成績は86試合で打率・248、0本塁打、15打点。1メートル76、75キロ。右投げ左打ち。

 ◆山本 和作(やまもと・かずなお)1986年(昭61)9月21日、兵庫県生まれの24歳。県尼崎工から大経大へ進学。1年秋に関西六大学リーグ初の1年生で首位打者獲得。4年時に大学通算100安打を達成。08年育成ドラフト3位で入団。2軍通算成績は71試合で打率・261、3本塁打、25打点。1メートル82、87キロ。右投げ右打ち。

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2011年5月24日のニュース