福留 魔球に苦戦…ナックルボーラー相手に無安打

[ 2011年5月24日 06:00 ]

交流戦 カブス1―5レッドソックス

(5月22日 ボストン)
 カブス・福留が魔球に手を焼いた。

 レ軍戦でナックルボーラーのウェークフィールドの前に、初回はタイミングが合わず遊ゴロ。4回は「二塁手が下がっていたから」とバントを試みたが、打球の勢いが強く二ゴロに終わった。8回は一転、160キロ右腕のバードに直球で追い込まれ、最後は縦に落ちるスライダーで空振り三振。「追い込まれる前に何とかしないといけなかった。初めて見る投手だし交流戦ならでは」と完敗を認めた。

 チームは前日の試合で死球を受け、顔面骨折した外野手のバードが故障者リスト入り。この日左翼で先発したベーカーも股関節の張りで途中交代するなど外野手不足。左腕先発の試合でも先発機会が増えることが予想される福留は、3日ぶりに規定打席にも到達したが「僕が決めることじゃない。いつも通り準備をするだけ」と平常心を強調した。

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2011年5月24日のニュース