日体大13季ぶり20度目の優勝 エース辻がMVP獲得

[ 2011年5月24日 06:00 ]

<筑波大・日体大>優勝を決め胴上げされる日体大のエース辻

首都大学野球最終週3回戦 日体大6―3筑波大

(5月23日 平塚)
 3回戦2試合が行われ、首位の日体大が筑波大に6―3で勝ち、13季ぶり20度目の優勝を飾った。15年ぶり8度目となる全日本野球大学野球選手権(6月7日開幕、神宮ほか)の出場が決定。リーグ新の今季10勝目を挙げたエース・辻孟彦投手(4年)が最高殊勲選手を受賞した。

 エース辻が6安打3失点完投で今季10勝目。チームの白星を全てを稼ぐ大車輪の活躍だった。第1試合で東海大が勝ち、負ければ一転して優勝がなくなる一戦は「独特の緊張感があった」。持ち味の打たせて取る投球で105球で相手打線を料理。最高殊勲選手とベストナインの2冠を獲得し、「菅野に投げ勝って自信になった」と号泣した。15年ぶり8度目の出場となる全日本大学野球選手権(6月7日開幕、神宮ほか)での注目も高まるが、目標であるプロ入りへ「アピールしたい」と誓った。

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2011年5月24日のニュース