松井左犠飛もサヨナラ負け 地区最下位転落

[ 2011年5月24日 06:00 ]

<ジャイアンツ・アスレチックス>8回、犠飛を放つ松井

交流戦 アスレチックス4―5ジャイアンツ

(5月22日 サンフランシスコ)
 アスレチックスの松井は、ジャイアンツ戦の8回に代打で貴重な左犠飛を放ったが、勝利にはつながらなかった。1点リードの1死一、三塁。初対戦の左腕ランズラーの外角低めのスライダーをバットに乗せた。

 「素直に打ち返した。走者がいなかったら、普通のレフトフライ。あの場面でちゃんと逆方向に外野フライが打てたことは良かった」。左投手に対して出番が減った上、この3連戦はDH制がない敵地交流戦とあって控えに回った。代打としての打点は今季初。代打で左腕から打点を挙げるのはヤンキース時代の09年9月21日エンゼルス戦以来2シーズンぶりだ。内容には満足できないものの、結果には納得した。

 チームは救援陣が打たれて延長11回サヨナラ負け。今季最悪を更新する5連敗で4月5日以来の地区最下位に転落し、松井は「あしたから頑張ります」と短い言葉に決意を込めた。23日(日本時間24日)からのエンゼルスとの4連戦は、いずれも右投手が先発予定。古巣を討って存在感を取り戻し、チームも逆襲へ導く。

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2011年5月24日のニュース