経験が生きた!田口 高度な直線的スライディング

[ 2011年5月23日 06:00 ]

<巨・オ>10回オリックス2死二、三塁、山崎浩の遊撃内野安打で生還する二走田口。捕手加藤

交流戦 オリックス4-1巨人

(5月22日 東京D)
 41歳の経験が貴重な追加点をもたらした。1―1で迎えた延長10回、オリックスの攻撃で2死二、三塁。山崎浩の遊撃内野安打で二塁走者・田口も本塁を突く。タイミングは微妙。だが、高度なスライディングでタッチをかいくぐった。

 「(遊撃からの)返球は見えていない。足が入るスペースが見えたのでそこに入っただけ」。三塁側へそれた返球を捕球する捕手・加藤の体勢を見て、ホームベースのどこへ足を入れるか瞬時に判断。回り込まず加藤の前を直線的に滑る進路を選んだ。寸前まで滑るのを我慢するからスピードは落ちない。進路と速さの分だけ加藤は追いタッチになった。「走るスピードは落ちたけれどスライディングが速い。技術が凄いよ。若い人は見習ってほしい」。三塁コーチャーの松山内野守備走塁コーチも、その技術を知るから手を回した。

 ベテランの技術&状況判断。2死から内野へのゴロで、二塁からスピードを緩めず本塁を狙った走塁に「一塁送球がそれることもある。点を取るために絶対必要なプレー。僕は習慣になってますから」。日米通算20年目を迎えた田口ならではの言葉だった。 

 ▼オリックス・岡田監督 田口は(本塁へ)還ってきそうな気がしとったよ。去年(3月30日の日本ハム戦に代走で二塁から好走塁で本塁生還)を思い出したよ。

 ▼巨人・加藤 田口さんの動きは見ていた。背中側に滑ると思ったけど(遊撃・坂本からの)返球が三塁側に少しそれたから、滑る場所を変えたんでしょう。自分も早く動きすぎたかもしれない。

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