0行進止まらん…阪神、また今季ワースト借金4

[ 2011年5月21日 06:00 ]

<ソ・神>沈黙する打線に真弓監督は渋い表情

交流戦 阪神0-4ソフトバンク 

(5月20日 ヤフーD)
 阪神が2試合連続の零敗で今季最多の借金4へ逆戻りした。ソフトバンク・山田にプロ初完封を献上し、23イニング連続無得点。右手人さし指故障を押して出場する鳥谷が3三振に倒れるなど攻撃陣が精彩を欠いた。今季は左腕戦で2勝7敗。21日には難敵、杉内との対戦が予想され、猛虎の苦境が続く。

 0行進が止まらない。2試合連続の零敗に真弓監督の声も沈んだ。

 「なかなか点が取れない。つなぐこともできない。点が取れなかったら勝負にならない」

 6回の攻撃が象徴的だった。先頭打者の俊介が右二塁打で出塁。上本が2度、試みたバントをファウルし、強攻策に切り替えた末に空振り三振。続く鳥谷が空振り三振、新井も一ゴロに倒れ、二塁走者はくぎ付けのまま。直後、完璧な投球を続けていたはずの能見が先手を奪われた。

 1回1死一、二塁の先制機では新井、マートンが凡退。4回1死一塁では一塁走者のマートンがけん制で誘い出された。育成枠出身の5年目22歳の山田にプロ初完封を許す屈辱だった。

 「みんなタイミングが合っていない。振れていない。きょうの投手はちょっと変則というか、球持ちがよくてタイミングを狂わされた。打者は相手投手がどんなモーションでもちゃんとタイミングを合わせないと自分のスイングができない。それができていない」

 精彩を欠いた攻撃陣に真弓監督は首をかしげる。全4安打はすべて右打者から。金本、鳥谷、ブラゼル…。本来なら左右を別にしない、猛虎が誇る左の強打者たちに安打は1本も出なかった。21日はさらなる難敵、杉内との激突が濃厚。試練が続く。

 特に心配を集めるのが鳥谷だ。1回に四球を選んだ以外は3打席連続の空振り三振に倒れた。右手人さし指爪床裂傷を抱えてDH出場は3戦目。計10打席で快音がない。「出ている以上はちゃんとやるべきことをやらないと」。気丈な姿勢を崩さない鳥谷に真弓監督も「そんなに(故障の影響は)ないと思うよ」と同調。「まだ投げられないから」とDH起用の継続も明言。鳥谷を静養させ、空いたDH枠に金本を組み込むなど打線を組み替える可能性にも否定的な姿勢。打開策が見えない中、借金4は今季最多に並んだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年5月21日のニュース