“盗まれる”巨人投手陣…東野、3盗塁許し失点

[ 2011年5月21日 06:00 ]

<日・巨>初回、先発・東野(右)に声をかける阿部

交流戦 巨人1-3日本ハム

(5月20日 札幌D)
 盗塁阻止はバッテリーの共同作業だ。だが、東野―阿部の巨人バッテリーは日本ハムに3盗塁を許し、2つが失点につながって敗れた。

 セットポジションで投手の始動から、捕手の捕球までのタイムの及第点は1・2秒台前半と言われる。これ以上かかるといかに強肩の捕手でも盗塁を刺すのは難しくなる。サインを出した梨田監督は「東野の(モーションの)タイムがかかったから」と振り返ったが、抜群のスタートを切った3回1死一塁からの田中、5回1死一塁からの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の二盗の際、巨人スコアラーによると「東野は1・2秒台前半だった」。阿部の二塁送球も悪くなかった。日本ハム関係者は明らかにしなかったが、東野のクセが盗まれている可能性は高い。

 17日の楽天戦(Kスタ宮城)では沢村が高須に三盗を許した。二塁走者から本塁方向へ顔を動かし始めた瞬間にスタートを切られた。沢村がセットポジション時に一度しか二塁走者を見ないというデータが楽天にはあったからだ。

 巨人は交流戦3試合ですでに5盗塁を許している。「盗塁されてタイムリー。こっちにとって最悪の失点。投げるだけが投手じゃない」と岡崎ヘッドコーチ。まだシーズン序盤。対策を打たなければ傷口は広がっていくばかりだ。

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