円谷、満塁で快打!巨人、9回逆転で交流戦快勝発進

[ 2011年5月17日 21:13 ]

9回巨人2死満塁、円谷が右前に勝ち越し打を放ちガッツポーズ

交流戦 巨人4―3楽天

(5月17日 Kスタ宮城)
 巨人が2―3の9回2死無走者から逆転した。阿部の中前打から一、二塁の好機をつくると矢野の左前打で同点。さらに満塁として円谷が右前打して勝ち越した。越智が2勝目、ロメロが8セーブ目。楽天は抑えのサンチェスが誤算。
【試合結果】

 7年目を迎えたプロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」が17日開幕。楽天はKスタ宮城で巨人を迎え、先発は楽天が今季3勝2敗の岩隈、巨人は新人ながら好投も1勝3敗の沢村。また、巨人は右ふくらはぎ肉離れで離脱していた阿部が「5番・捕手」で今季初のスタメンに名を連ねた。

 初回、岩隈は3人で抑える上々の立ち上がり。一方、沢村は先頭の聖沢に二塁打を打たれ、1死三塁のピンチも後続を絶ち切り抜けた。2回にも高須の内野安打に2四球などで2死満塁とするが、ここも踏ん張り無失点。

 3回、巨人は先頭の矢野が左越え二塁打で出塁。田中大が送って1死三塁となり絶好の先制チャンスが訪れた。ここで9番の円谷はスクイズ!しかし岩隈はうまく外して円谷は空振り。三走矢野はホームに突っ込んできてタッチアウトとなった。巨人、痛い逸機。その後、円谷は空振り三振に倒れ、先頭打者を二塁に出しながら3人で攻撃を終わる形になった。

 ピンチの後にチャンスあり。その裏、楽天は鉄平、松井稼が連打で無死一、二塁。山崎は倒れたが高須が四球を選び満塁。7番中村は中前に弾き返して三走鉄平が還り1点先制。次打者の草野の時に沢村が暴投、球は一塁側に大きくそれ、その間、2者がホームイン。この回3点を挙げた。先制適時打の中村は「このままズルズル行くと点が入らなさそうなんで、クマ(岩隈)が投げているし、ここで点を取りたいと思った。 無心で打ちました。打ったボール?何を打ったのか分からないです」と振り返った。

 4回終了時点で「(岩隈は)ちょっと直球が甘いところにいっているかな。3、4、5番の軸をしっかり抑えてくれれば大丈夫でしょう」と話していた楽天・佐藤投手コーチだが、岩隈は5回を無失点に抑えて交代。6回、スパイアーがマウンドに上がった。

 7回、楽天は青山が登板。巨人は青山に襲いかかる。1死後、藤村が四球で出塁。坂本は三振に倒れたが、ラミレスが右前に運び一、三塁。打者阿部のところで嶋が捕逸。三塁からラミレスが還りまず1点。阿部は四球で一、二塁。次打者・長野は右前へ適時打を放ち2点目をもぎとった。

 沢村は6回を投げ終わったところで山口と交代。結局3失点で勝ち投手の権利を得られなかった。沢村は「岩隈さんとの投げ合いで絶対に先制点を与えてはいけないのに与えてしまった。チームに勢いをつけられなくて申し訳ありません」と悔やんでいた。

 逆転を狙った巨人だが、8回先頭打者を出しながら無得点に終わった。

 楽天は9回、サンチェスを送りだした。簡単に2死を取り勝利は目前。しかし阿部が中前に今季初安打を放つ。さらに長野の時に暴投。阿部の代走・大田が二進すると、長野は敬遠四球となり一、二塁。すると7番矢野は意地を見せ左前へ適時打で同点!続く鈴木は粘って四球を選び満塁。そして9番円谷が初球を打ち右前へタイムリー!ついに巨人が逆転だ。

 最後はロメロが登板。嶋を出したものの、0点に抑え試合終了。

 試合後、円谷は「自分で決めてやろうと思って打席に入った。2軍で一緒に頑張っていた選手がヒットを打っていたので僕も結果を出したかった」と振り返った。沢村は勝てなかったものの、巨人が見事な逆転で交流戦を白星でスタートした。

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