ひどい鼻声の松坂 体調面を言い訳にしたくない?

[ 2011年5月17日 13:19 ]

 試合後の記者会見は、ひどい鼻声だった。レッドソックスの松坂は五回途中までで7四球と大乱調で、メジャー通算50勝目を手にすることはできなかった。

 試合開始と同時にアクシデントが襲った。初球をはじき返されると打球が左腹部に直撃し、顔をしかめた。「試合中は大丈夫だった」と投球への影響は否定したが、いつもの球威はない。盗塁、四球で無死一、二塁とピンチを招き、3番リーに左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びるなど一回に2点を失った。

 中7日と間隔が空いた登板間の調整が、万全ではなかった。14日の投球練習はわずか14球で、遠投に切り替えた。チーム内ではやっている風邪の影響か、頭痛と喉痛があったためだった。自身で「腕は全然振れていなかった」と認めたように、上体に頼った投球フォームも、本来のものからは程遠かった。

 修正が必要なのは技術面か、体調面かと水を向けられると「どっちですかね…。技術的な修正は常にやっているから、両方です」。体調面を言い訳にしたくないからこそ、言いよどんだのだろう。チームがサヨナラ勝ちしても、表情は曇ったままだった。(共同)

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