「ユウキ」球界に最多17人!オリ西の由来はスクールウォーズ

[ 2011年5月17日 14:32 ]

 どうしてこんなに「ユウキ」がいっぱい?日本ハム・斎藤佑樹投手(22)の入団で盛り上がる今季のプロ野球。数えてみると、新入団選手7人を含め球界には実に17人の「ユウキ」がいます。これはもちろん全ての名前で最多。開幕から4連勝とブレーク中の「西の勇ちゃん」ことオリックス・西勇輝投手(20)は、人気学園ドラマ「スクールウォーズ」に出演した俳優の松村雄基(47)がルーツとか。ユウキがいっぱい。そんな不思議を解明します。

 ユウキ」という名にはスポーツ界のヒーローになってほしいという願いが込められていた。西の父・清治さん(45)は「響きがいいなと。光り輝くような子になってほしいと思っていました」と命名した理由を説明。「優」の字も検討したが、字画などが合う「勇輝」にしたという。

 西が生まれたのは90年11月10日。その数年前の80年代中盤から、特に人気があったスポーツテレビ番組はアニメが「キャプテン翼」、ドラマは「スクールウォーズ」だった。母・美香さん(43)は「翼も有力候補でしたけど字画が合わなくて…。ユウキ、と言えばスクールウォーズに出ていた松村雄基さん。不良からヒーローになっていくのが格好良かった。勇輝もヒーローになれたらいいなという期待はありました」。競技は違うが「ボールは友達」なのは球技の共通点。「ユウキ」のルーツは「スクールウォーズ」だったのだ。

 だからなのか、幼少の頃の西はドラマの松村雄基のようにいつも泥だらけだったという。自然に囲まれた三重県菰野(こもの)町。山で木に登って遊び、田んぼでは水遊び。「今でもインタビューで緊張するとか、本当は人見知り。とにかく好きなことに熱中して、集中してやるタイプ。ご飯も食べずに夜までずっと遊んでいた」と美香さん。清治さんは「自然の中で基礎となる体力、筋力、バランス感覚が養われた部分はあると思います」と分析する。

 「洗濯しようとしたら、いつもポケットの中からいろんなものが出てきた」(美香さん)という好奇心旺盛な性格。変わった木材や石、オタマジャクシ、トカゲ、ヤモリなどを宝物のように扱い、蛇を振り回しながら帰宅したこともあった。「やんちゃというか、元気というか…。楽しいと感じることに、一生懸命で真っすぐなんです」。それが小2から始めた野球にマッチしていった。

 母は本人に言ったという。「斎藤佑樹さんは全国制覇したスーパースター。とても比べられない。でも同じユウキ。あなたもスターになれるよ」。注目度が高まる西のユウちゃんは、ドラマのようにヒーローの階段を一歩ずつ上がっていく。

 ▼オリックス西 両親に付けてもらった大切な名前ですからね。松村雄基さん?どういう由来や経緯で付けられたのか、あまり聞いたことはないんですが…。勇ましく輝くですからね。名前負けしないように頑張らないといけない気持ちは強いです。

 ▼松村雄基 本当に光栄です。何か息子のような感じもしますし、一気に親近感も増しますね。僕の芸名は事務所の社長が、姓名判断をされて決めたと聞いています。かれこれ30年以上のつきあい。最近では(ユウキ、という名前を)よく耳にしますよね。僕の前にも(俳優の)目黒祐樹さんがいらしたし。斎藤佑樹君に、フェンシングの太田雄貴選手、東京マラソンで世界陸上代表を決めた市民ランナーの川内さんも優輝だし…。西選手も僕が由来で名付けられたとなると、責任感を感じます。本当に名誉なこと。そのことに恥じないように、僕も頑張らないと。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年5月17日のニュース