初登板の岸は我慢の投球も黒星喫する

パ・リーグ 西武０－３ソフトバンク

（5月14日 ヤフーＤ）
　右脇腹痛で出遅れていた西武の岸は今季初登板で黒星を喫した。２回にカブレラに特大の先制ソロを浴び、さらに６回は四球から失点。三者凡退は２度だけと我慢の投球が続き、６回２失点で打線の援護もなかった。

　岸は「よく２点で終われた。いいところを挙げるとすればそこだけ」と制球力を欠いた投球内容に不満げだった。だが約１カ月遅れでようやく初登板を果たせた安堵感もあるのか「緊張した。（右脇腹は）大丈夫。大丈夫だから戻ってきている」と満足そうな表情も浮かべた。