足で大勝に貢献 福留「ほらね、意味あったでしょ」

[ 2011年5月14日 08:31 ]

ジャイアンツ戦の7回、代打で四球を選び、二進後バーニーの適時二塁打で本塁へ向かうカブス・福留

カブス11―4ジャイアンツ

 カブスの福留孝介外野手は13日、シカゴでのジャイアンツ戦で7回に代打で出場し、そのまま右翼に入った。1打数1安打で、内容は四球、二塁内野安打。打率は3割5分6厘。カブスが11―4で勝った。

 福留は3―2の7回1死走者なしに代打で登場。「ただ立っていただけ。ボールが続いて優位に立てた」と四球を選び、後続の連打で貴重な追加点のホームを踏んだ。

 前日に続いて左腕が相手で、この日も先発は外れた。それでも試合前に「体がなまるから」と外野でダッシュを繰り返していた。8回に「バットに当たれば何とかなる」とぼてぼてのゴロを二塁内野安打とし、次打者の二塁打で一塁から一気に生還。34歳は「ほらね、(走り込んだ)意味があったでしょ」と早速の“成果”に笑みをこぼした。

 クワーディ監督は「四球、内野安打と何とかして塁に出る方法を見つけてくれる」と、火付け役になった福留を称賛していた。(共同)

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2011年5月14日のニュース