ヤクルト新社長に衣笠氏 球団売却「全くございません」

[ 2011年5月14日 06:00 ]

 ヤクルトは13日、ヤクルト本社の衣笠剛専務取締役(62)が6月22日付で球団社長兼オーナー代行に就任すると発表した。

 午前の本社取締役会で内定し、6月22日の球団臨時取締役会で正式就任する。愛媛県大洲市出身の衣笠氏は日大を経て71年にヤクルト本社に入社。日本バウンドテニス協会理事、日本体育協会評議員も務めるなどスポーツ界に造詣が深い。昨年末には一部で球団売却の可能性が報じられたが、同氏は「球団があることで本社に経済効果をもたらしている。売ることは全くございません」とした。鈴木正球団社長兼オーナー代行(69)は常勤球団取締役相談役に就任する。

 ▼ヤクルト・鈴木正球団社長兼オーナー代行 補強の前に選手の育成を意識し、やっと今年チームが一つになる環境ができた。秋には(衣笠氏と)「やったな」という言葉を交わしたい。

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2011年5月14日のニュース