内海、“復肩”4勝!防御率と合わせて2冠

[ 2011年5月14日 06:00 ]

<広・巨>原監督は7回途中まで無失点に抑え4勝目をあげた内海(右)とがっちり握手

セ・リーグ 巨人3-0広島

(5月13日 マツダ)
 巨人・内海が6回1/3を無失点の好投でリーグトップタイの今季4勝目。規定投球回数に到達し、両リーグトップの防御率1・07の2冠に、「毎回走者を出して苦しかったが、加藤さんのリードに救われた」と安どの表情を浮かべた。

 早いカウントから少々のボールでも振ってくる広島打線の傾向をつかみ、外角中心の配球。ストライクゾーンからボールになるスライダー、チェンジアップが効果的に決まった。7回1死一塁で降板の際は、原監督自らマウンドへ向かい、「敬意を表して“任せてくれ”と言った」と労をねぎらった。開幕投手の東野が3試合連続KO、外国人も先発で今季未勝利と先発事情が苦しいだけに、内海への期待は大きい。「回の途中で降板したので久保さんに申し訳ない。初回から良いリズムの投球をしたい」。復権へは勝っただけでは満足しない。

 ▼巨人・加藤(7回に08年8月6日の横浜戦以来、3年ぶりの本塁打)たまたまです。打撃練習でもない当たりです。

 ▼巨人・藤村(プロ初スタメン)初盗塁もバントも決められてうれしかった。

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2011年5月14日のニュース