「同点覚悟」の8回、巨人救った守備陣形変更

[ 2011年5月13日 06:00 ]

<巨・横>8回無死一、三塁、吉村の三塁への打球で飛び出した三塁走者・村田(中央)は捕手・鶴岡(左)、三塁手・亀井に挟まれアウトとなる

セ・リーグ 巨人2-1横浜

(5月12日 東京D)
 横浜戦の試合後、巨人・原監督は「同点も覚悟した」と語った。8回、1点差とされ、なお無死一、三塁で打席は横浜・吉村。リードを守った要因はカウントにより守備陣形を変化させたベンチワークだった。

 まず、ベンチは遊撃・坂本、二塁・寺内に併殺シフトを指示。4番手の久保が初球に空振りを奪い1ストライクとしたところで、前進守備に変更した。「カウントによって守備シフトを変える可能性があるのは内野手に伝えてある」と勝呂内野守備コーチ。投手有利のカウントで際どいコースでの勝負が可能ならボテボテのゴロになる可能性は増す。2球目に久保は内角シュートを投じ、打球は三塁へのボテボテのゴロ。前進守備により、本塁送球の意識も高まった三塁・亀井は捕手・鶴岡とともに「ゴロなら本塁突入」というサインを受けていた三塁走者の村田を三本間の挟殺プレーでアウトとした。

 「内角に来ると思い、それを引っ張ろうとしたけど詰まりすぎた」とは吉村。昨季から取り入れているカウントによる臨機応変な守備陣形が、ここぞの場面ではまった。

 ▼巨人・寺内 最初の併殺シフトで向こうはゴロゴーだと分かっていた。前進守備に変わったけど、併殺にも対応できるように守った。

 ▼巨人・亀井 どんな打球でも村田さんは走ってくると思ったのでホームに投げるつもりでいた。

 ▼横浜・尾花監督 ゴロゴーで突っ込めという指示。あそこはしようがない。

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