オリックスまたも連勝ならず…後藤が不調も「今さら…」

[ 2011年5月11日 06:00 ]

<ソ・オ>大敗にガックリの岡田監督

パ・リーグ オリックス1-10ソフトバンク

(5月10日 ヤフーD)
 投手陣が15安打を浴び10点を失えば、打線も5安打と沈黙。9回に1点を返すのが精いっぱいで、2連勝へ8度目の挑戦も実らなかった。

 オリックス・岡田監督は「和田は良くなかった。(中盤までに)1点でも2点でも援護する展開になれば(流れも)変わるかもしれへんけどな…。その兆しもない」と打線を嘆いた。

 左腕対策で4番のT―岡田より後ろは右打者を並べたが効果なし。特に深刻なのは3番の後藤だ。初回は1死一塁から外角のボール球に手を出して二ゴロ。6回1死一塁も外角速球に空振り三振に倒れた。打率・200で再びスタメン降格の危機。指揮官も「後藤が不調?今さら言うてもな…」とあきれ顔だった。

 借金は今季最多タイの7。24試合を消化し、12球団で唯一、連勝がない。チームの開幕からの最も遅い連勝は阪急時代の1959年の26試合目だが、最短で11日、12日と連勝しても並ぶことが確定した。

 ▼オリックス・寺原(6回8安打3失点で3敗目)何とか初回の1点で抑えなければいけなかった。2回の失点がチームにとって痛い失点になってしまった。

 ▼オリックス・田口(今季初昇格で初安打)きょうは何もない。ただ、今から元気を出していくしかない。基本的には暗くならないこと。

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2011年5月11日のニュース