宮本「ビックリ」リーグ最年長月間MVP初受賞!

[ 2011年5月11日 06:00 ]

ヤクルトの宮本はプロ入り初の月間MVPに輝く

 プロ野球セ、パ両リーグは10日、4月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セはヤクルトの宮本慎也内野手(40)と広島のブライアン・バリントン投手(30)、パは楽天の岩隈久志投手(30)とソフトバンクの内川聖一外野手(28)が選ばれた。リーグ唯一の打率4割をマークした40歳5カ月の宮本はリーグ最年長での初受賞。バリントンは1完封を含む3勝を挙げた。外国人選手が来日1年目の開幕月で受賞するのはリーグ3人目。岩隈は1完封を含む3勝で、開幕月ではリーグ初となる3度目。横浜時代に1度受賞している内川は、史上17人目の両リーグでの受賞者となった。

 宮本の40歳5カ月での初受賞は、リーグ最年長記録となった。4月は16試合中14試合で安打を放ち、月間22安打は最多。リーグ唯一の打率4割を記録し、チームの4月首位発進を支えた。プロ17年目での受賞に「まさか獲れるとは思っていなかったので、ビックリしました。あまり縁のないものだと思っていた。チームが上にいる中での受賞なので、うれしい」と照れ笑い。走者がいる場面で右打ちを意識したチーム打撃が光る。好調の秘けつを「特にないです。開幕前も調子が悪く、恐る恐る慎重にやってきた結果だと思います」と殊勝に語った。

続きを表示

2011年5月11日のニュース