夏の甲子園大会歌、被災高校生が合唱

[ 2011年5月10日 06:00 ]

 日本高野連は9日、今夏甲子園で開催される第93回全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」を、東日本大震災で大きな被害があった岩手、宮城、福島の3県と、阪神大震災のころに生まれた兵庫県の高校生が合唱して録音すると発表した。

 演奏は磐城(福島)の吹奏楽部が担当する。収録した音源は、全国選手権大会の5回裏終了後のグラウンド整備の際などに使用。14日に福島県須賀川市文化センターで収録を行う。

 例年はプロ歌手によって録音されていたが、日本高野連は被災地の高校生が心を込めて歌い、演奏することで、東日本大震災の被災者を励ましてほしいと説明した。

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2011年5月10日のニュース