感情コントロールした吉村 転機は大震災「自分の苦しみなんて小さい」

[ 2011年5月9日 08:41 ]

<横・神>9回1死、サヨナラホームランを放った吉村はガッツポーズ
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セ・リーグ 横浜3―2阪神

(5月8日 H新潟)
 横浜の吉村が阪神3連戦3連勝を決めるサヨナラ本塁打を右中間スタンドに運んだ。

 天性の飛ばし屋。入団4年目の06年から3年間で26、24、34発と本塁打を量産した。しかし、その後は伸び悩み、昨季は49試合出場でわずか3本塁打。「感情をコントロールできなかった」。不振になると精神面のもろさが打撃にも影響した。

 転機は3月11日の東日本大震災。「自分の苦しみなんて小さい」。義援金100万円を送り、自身を見つめ直した。

 9回、打席に入る前、吉村は一瞬、笑った。「暗い自分がいたので」。そこまで2三振を含む3打数無安打。感情をコントロールし、冷静に仕留めた。「(以前は)子供だったと思う。両親にはまだ子供扱いされますけどね」。母の日の劇弾は成長を示す一発となった。

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