今季初登板の斎藤が初完投!青学大、降格圏脱出

[ 2011年5月6日 06:00 ]

<国学大・青学大>完投勝利を挙げた青学大・斎藤

東都大学野球春季リーグ戦第5週第3日 青学大3―1国学院大

(5月5日 神宮)
 2回戦1試合が行われ青学大が3―1で連勝し、勝ち点を2とした。昨季優勝の国学院大は連覇の可能性が消滅。青学大は今季初先発の斎藤英輔投手(2年)が、4安打1失点の好投でリーグ戦初の完投勝利を挙げた。
【試合結果】

 青学大は今季初先発の斎藤の好投で勝ち点を2とした。MAX149キロの直球を軸に9回2死まで無失点。完封まであと1人と迫った場面で代打・石川に本塁打を浴びたが、それでもうれしいリーグ戦初完投勝利を挙げた。

 「完投は高校の時以来です。自信になりました」。開幕3連敗を喫しながら、4連勝で巻き返し、降格圏を脱した河原井正雄監督は「斎藤が期待に応えてくれた。ここが勝負だったから」と安どの表情を浮かべた。

 <国学院大 いまだ勝ち点0…連覇の可能性消滅>国学院大は打線に元気なく青学大に連敗を喫した。3カードを終えた時点でも、いまだ勝ち点0。残り2カードを全勝しても勝ち点2止まりのため、連覇の可能性が消滅した。接戦続きながら白星に結びつかない現状に清水主将は「形はできているのですが、好機に1本が出ない。やるべきことをやって残り試合は貪欲にいきたい」と話した。

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2011年5月6日のニュース