星野監督も感動「野球人生の中で特別な1勝」

[ 2011年4月30日 06:00 ]

<楽・オ>楽天・田中(左)は星野監督にウイニングボールを渡す

パ・リーグ 楽天3-1オリックス

(4月29日 Kスタ宮城)
 星野監督にとっても今まで味わったことがない勝利の味だった。開幕14試合目での本拠地初采配。3つの「開幕戦」全てを白星で飾り、今季8勝目を挙げた。

 中日、阪神監督時代と合わせ通算927勝目も「こういう環境下での1勝。きょう開幕3つ目のウイニングボールをもらって野球人生の中で特別な1勝になった」と振り返った。

 前日に「大勝指令」を出した通り、2回に4連打などで3点を先制。聖沢の適時打にはベンチで手を叩き「ヨッシャー!」と絶叫した。8回に松井稼の悪送球で1点を失った際にはシートに裏拳をお見舞いするほど闘将は燃えていた。勝利の瞬間は目元をぬぐうしぐさを見せた指揮官。満員のスタンドを見渡し「本当に待ってくれていたんだ。皆さんの思いを背中に背負って、それをエネルギーにして戦っていきたい」と心に誓った。

 ≪中村&聖沢 イケイケ打≫打のヒーローは中村と聖沢だ。2回1死満塁で9番の中村が左前へ先制適時打。プレッシャーのかかった打席だったが「声援が凄くてイケイケになれた。受け身にならなかったから打てたと思う」と振り返り、観戦に訪れた妻と子供たちを喜ばせた。なおも2死二、三塁では2番の聖沢が打席に立ち「大事な試合で勝たなきゃいけないプレッシャーがあった」という。それでも中前へ2点適時打を放ち「マイナスな気持ちをプラスに変えて打てた。2、3本打ったような気分」と会心の笑みを浮かべた。

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