拙攻で苦しみながら…オリックス やっと勝った

[ 2011年4月28日 17:09 ]

パ・リーグ オリックス2―1ロッテ

(4月28日 QVCマリン)
 13残塁と苦しみながら接戦を制したオリックスが3連敗を免れた。1―1の9回2死二塁で北川が右前打して勝ち越した。「待っても自分が追い込まれるだけ。最後のチャンスだと思って集中した」。待望の勝ち越し点に、ベンチはお祭り騒ぎになった。

 その裏、中堅・坂口の好返球で同点の走者を本塁で刺した。2番手の平野が今季初勝利を挙げた。

  同一カード3連敗を免れ、最下位から脱出したとはいえ、13安打でようやく2点。北川は「一つの勝ちで喜んでいる場合じゃないが、きっかけとして勝てたのは良かった」と表情を引き締める。苦しみながら、もぎ取った1勝が低迷するチームの浮上のきっかけとなるだろうか。

 ロッテは一回に押し出し四球で1点を挙げたが、その後が続かなかった。

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2011年4月28日のニュース