ヤクルト“つなぎの”田中で7連勝首位ガッチリ!

[ 2011年4月27日 06:00 ]

<ヤ・巨>ヤクルトが7連勝を飾り、3安打2打点の田中(左)の背番「7」を勝ち越し適時打のユウイチが示す

セ・リーグ ヤクルト7-1巨人

(4月26日 静岡)
 負ける気がしない。ヤクルト打線が12日開幕戦(ユーピーアール)で苦戦した巨人・東野を打ち崩し、2桁安打で快勝。鬼のような強さの1分けを挟んでの7連勝で首位を走る。「石川も粘っていたし、田中の走塁も大きかった。しぶとさを発揮してくれていい試合だった」。小川監督は攻守のヒーローを称えた。

 「攻」の立役者・田中は「狙い球を絞って素直にシンプルに打てた」と振り返る。攻略の鍵は前回対戦で苦しんだ東野のスライダーだった。1点を追う4回の左越え二塁打、6回1死の左翼線二塁打はいずれも外角高めをとらえた。7回には直球を中前に運ぶ2点タイムリーで東野をKO。さらに、バットだけでなく足でも貢献した。6回1死の二塁走者として、続くユウイチの打球が深めに守るラミレスの前へポトリと落ちる間に激走し、勝ち越しの生還。今季2度目の猛打賞全てが点に絡んでいた。

 3月の右手小指骨折を押して強行出場するが、ヤクルト入団前からタフマンだ。早大4年秋の東京六大学リーグ戦で法大1回戦に左手首を負傷。2回戦で額に死球を受け、病院で頭部検査のついでに左手首の診察を受けたところ、なんと骨折していた。それでも野村徹監督(当時)に直訴して出場を続けた。今回も絶対に「痛い」とは口にしない。かさぶたと一緒にはがれ落ちた右手小指の爪がやっと5ミリほど生え「赤ちゃんみたいでしょ」と笑ってみせた。

 打線は野手8人中、田中を含め3割超の打者が5人も並ぶ。開幕3連敗がうそのような貯金4の快進撃。小川監督は「きょう(26日)は終わり。またあした(27日)切り替えて」と手綱を引き締めた。

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