金本 落合超えセ最年長盗塁!今季初適時打も打った

[ 2011年4月27日 06:00 ]

<広・神>8回無死一塁、阪神の金本は二盗を決める

セ・リーグ 阪神4-6広島

(4月26日 マツダ)
 開幕から32打席目、阪神・金本が今季初めて適時打を放った。2回、1死三塁から前田健の直球をはじき返し、鋭く一、二塁間を抜いた。三塁走者の新井を本塁へ迎え入れる先制打だった。「何でもいいです。点が入れば」。球団広報を通じた言葉に実感がこもっていた。

 17日の中日戦(ナゴヤドーム)の第3打席から16打席、快音が途絶えていた。沈黙の4試合では好機での凡退も…。「シーズン途中で調子を落とすことよりもスタートから調子が出ないことの方が打者は難しい」。真弓監督も心配を寄せていたほどだ。今季4安打目は上昇への転機だった。

 逆転を許した直後の8回は先頭で左前打。次打者、城島の2球目に二盗を決めた。シュルツの隙を突き、梵のタッチをスライディングでかいくぐった。4月3日で43歳。巨人・落合(現中日監督)が96年に記録した42歳8カ月を抜くセ・リーグ最年長盗塁になった。
 真弓監督は明るい兆しを感じ取る。「内容がよくなってきているんでね」。和田打撃コーチも「金本と城島にヒットが出始めたから」と同調。やはり金本の復調が進撃には欠かせない。
 右肩故障からの再起を期して挑むプロ20年目。開幕後には「いまは肩のことばかりに神経を使っている。早く打つ方へ気持ちを向けたい」と上昇を誓っていた。開幕から2週間を経ても懸案の送球面に大きな不安は出ていない。猛打復活へ――。金本の心と体が走り始めた。

 ≪プロ野球記録は45歳10カ月≫金本(神)が広島戦の8回に二盗に成功。43歳0カ月での盗塁は96年落合(巨)の42歳8カ月を更新するセ・リーグ最年長記録となった。なおプロ野球最年長記録は47年浜崎(阪急)の45歳10カ月。

 ▼阪神・新井(開幕12試合目での今季1号2ラン)なかなか出ていなかったけど、いつか出るだろうと思っていたから。ボールだったけどうまく捉えられたと思う。

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