沢村に完投指令!伝説の地で“プロ初”狙う!

[ 2011年4月26日 06:00 ]

沢村栄治氏の銅像の前でポーズをとる沢村

 巨人のルーキー・沢村が、28日のヤクルト戦(静岡)でプロ初完投を狙う。

 練習後、草薙球場前に飾られた同姓の大先輩で、伝説的投手の故沢村栄治氏の銅像と写真撮影。川口投手総合コーチから「マウンドを譲ることは勝ちを譲ること。本当に勝ちたいならマウンドを譲るな」と完投指令を飛ばされた沢村は「試合で頑張れるようにします」と短い言葉に決意を込めた。

 同球場は1934年(昭9)11月20日の日米野球で、当時17歳の沢村氏がベーブ・ルースらを擁した全米選抜に9奪三振1失点完投。沢村もこれまで「救援陣の負担を減らすために完投したい」と話しており、最後までマウンドを守りきってプロ2勝目を手にするのが目標だ。ここまで2試合、計13回2/3を投げ自責点1。抜群の安定感を見せる右腕が、深い縁で結ばれた地で快投を目指す。

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2011年4月26日のニュース