斎藤「2連勝ということに意味がある」

[ 2011年4月24日 23:06 ]

開幕から2連勝し、武田久からウイニングボール(左)を受け取る日本ハム・斎藤

パ・リーグ 日本ハム5―3楽天

(4月24日 ほっともっと神戸)
 日本ハムの斎藤は2回、失投を2本塁打された。ただ、修正能力の高さは強みだ。2点を勝ち越した直後の5回、2死二、三塁のピンチで鉄平。「どういう形であれアウトを取りたかった」と勝負に出る。腕を振って投じた初球のフォークボールで投ゴロに抑えるとグラブをポンとたたいて、喜びを見せた。

 6回3失点の内容を「ラッキーな部分が大きい」と振り返る。課題と受け止めた6回の投球では岩村、ルイーズに連打されたが、相手のまずい攻めもあって何とか最少失点にとどめた。

 開幕2連勝。「2勝目は自分の実力で取りにいかないといけない。2連勝ということに意味がある」と言った。プロのマウンドで登板を重ね「不安が消えていっている」とも。表情を変えずに90球を投げていた試合後の斎藤は、晴れやかだった。

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2011年4月24日のニュース