「しょうがないです」福井　６回２失点も２勝目ならず

６回を終え、ベンチに戻る広島先発の福井

セ・リーグ 広島３―８ヤクルト

（4月24日 マツダ）
　広島のルーキー福井は６回２失点でまとめた。代打を送られた６回に味方が逆転し、一時は勝ち投手の権利も得たが、救援が打たれ２勝目はならなかった。右腕は「しょうがないです。後の投手にいつも頑張ってもらっていたので」とさばさばと話した。

　青木、田中、武内と相手の１番から３番には早大の先輩がずらりと並んだが「意識はなかった」という。プロ２度目のマウンドは制球を乱す場面も目立った。「前回も落ち着いていたが、だいぶ慣れた。２死からの無駄な四球をなくしたい」と冷静に振り返っていた。